要チェック!ベトナムの医療環境と滞在中に気を付けるべき事
ベトナムの医療環境について
ベトナム国内の民間の病院ははもちろんベトナム語対応のみで英語もあまり通用しません。そのためベトナム国内で病気になってしまいますと、もちろん多少のベトナム語で説明する必要があり症状を上手に伝えることが大切です。
しかし日本人が観光やビジネスでベトナムに滞在している時に健康上の問題があるようならば、私立病院やクリニックならば日本人スタッフが在中している病院もあり、通訳無しで症状を伝えることができる病院もあります。また、緊急時にはクレジットカードを使用して決済をすることも可能ですので多少高額な医療費がかかってしまっても対応が可能です。
今回は日本とは異なるベトナムでの健康上の問題などを調査してみました。
ベトナムの熱射病に注意
日本人観光客だけでなく外国人で多い症状が脱水症や熱射病に注意する必要があります。また観光客に多い健康上のトラブルとして水道水を飲んでしまい食中毒のリスクが高い環境なども注意しなければなりません。基本的にベトナム国内の水道水は飲めないと思ってもらってもokです。そのため滞在先では飲水は必ずミネラルウオーターを購入して飲むようにケアをしておくことが大切です。
衛生的にも日本ほど綺麗ではないベトナム
近年は中国についでアジア第二位の経済成長率の高いベトナムですが都会やレストランの衛生はあまり良いとは言えません。そのため食事をする際には衛生管理の行き届いたレストランで食事をする様に心がけましょう。またここでも水道水は飲まないようにしてください。
ベトネムで多い健康上の問題や菌
南北に広い海を所有するベトナムは南国気分が情緒で多くのリゾートも存在していますが、外国人が滞在中に健康上のトラブルを起こすこともあります。その原因としては、食中毒、赤痢、アメーバ赤痢などの菌が原因となり食中毒になったり、A型肝炎などにも注意が必要です。温かい国で衛生面での管理の悪い場所ではこのような菌が体に入り込んでしまうことがあるので、革や海で泳ぐときにも注意が必要になります。
ベトナムの大気汚染が社会問題に
都心のハノイやホーチミンでは光化学スモッグが原因となり呼吸器感染症の受診者の数も病院内で増えているようです。また冬場には強毒性H5N1型鳥インフルエンザが流行など、環境がかなりシビアな場所などもあり、注意が必要です。ベトナムの大気汚染が社会問題になっていて空気が汚れている場所やインフルエンザが流行っている都心ではマスクの着用をおすすめします。
デング熱の原因となる「蚊」対策も
またベトネムで多いのが食中毒の原因となる寄生虫症です。このウィルスは食物の中に入っている小さな虫が原因になることもあります。また南米に多いデング熱がベトナムでもっ近年感染が拡大方向にあります。一度デング熱にかかってしまうと40度近くの熱が3日以上続くなどして、生命の危険になることもあります。
そのためデング熱の原因となる「蚊」対策も十分に必要です。蚊よけや蚊取り線香がベトナム国内のスーパーマーケットやコンビニで購入可能です。特に内陸の田舎に滞在する方は注意が必要です。「蚊」の量は多く、何も予防しないでいると、デング熱ウィルスを持った蚊に刺されてし舞う可能性が高いです。
予防接種を受けておくことも
長期のビジネスでベトナムに滞在する予定の駐在員派もちろん予防注射をベトナム国内の市立病院で受けることが出来ます。イエローフィーバーやインフルエンザ、デングなどの他にもマラリアの予防接種も受けることができるようになります。
ベトナムの主な病院一覧
Hanoi French Hospital
日本語もokな大型の病院で様々な予防接種を行っています。
Family Medical Practice, Hanoi (ファミリー メディカル プラクティス ハノイ)
ここは日本人看護師が在中していて緊急で24時間対応可能です。
International SOS, Hanoi Clinic (インターナショナルSOS ハノイ クリニック)
英語対応可能で外国人も受付している市内の中心にある病院です。
まとめ
現地の大きな病院がどこなあるのかも把握しておくこと、また出来れば日本人スタッフがいる病院などもメモしておくと滞在も安心です。