ベトナム経済の今

   

ベトナム産業

近年のベトナム経済の情勢は中国経済についでアジア2番目の成長率を誇り、特にベトナム鉄道は15年連続で売上増益、インフラ関係のベトナム株が良い投資対象となっており、インフラに関わるコンクリートや土建関係の株も好調です。

ベトナムは全体的な経済指数も急上昇中で、GDPも2000年から約5倍以上となっているため海外から投資対象として注目されているばかりでなく、外国資本の会社も数多く存在します。

両国首脳による「日越共同ビジョン声明」。日本との国家協力関係を結ぶ

ベトナムは近年、両国首脳によって「日越共同ビジョン声明」などを取り決めて、日越の関係は「アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップ」関係を約束し、お互いアジア国内でパートナーシップを図ることを確認しました。

日本企業だけでなくアメリカ企業もベトナムに支店や工場

ベトナムの工場について

日本企業だけでなくアメリカ企業もベトナムに支店や工場を構えています。特にNIKE等の製品の生産も、ベトナムやタイで行っています。ベトナムでは外国企業が工場を構える際の税金免除なども行い、ベトナム国内の不動産購入者には永住権を取得することができるように法的に決められているため、外国人がベトナムに参入しやすいこともベトナム経済が高くなっている要因の一つでもあります。

日本の投資会社もベトナム株に注力

株式

アジア圏で中国についで経済が発展しているベトナムは、その他の国からも投資対象として注目されています。経済発展をしているアジアの国では、魅力的な投資が可能で、日本の投資会社もベトナム株の取り扱いをしています。また、ベトナムの証券会社「VNダイレクト証券」では、証券口座開設が日本語で開設できるので、日本人でも口座を開きやすい環境が整っています。

他国においても、シンガポールの飲料大手F&Nは、ベトナム国内での株価をここ10年で大幅に増やし続けており、日本企業だけでなく海外の企業がベトナムでの経済活動を行っています。このように、今後の経済発展のなかでも十分に注目する価値があるひとつとしてベトナム株が挙げられます。

経済を支えているのは綿産業なども

綿産業

ベトナムの経済を支えている産業のひとつに、綿産業なども大きな割合を占めています。ベトナムのアパレル企業だけでなく、海外の企業も工場を持つなど、繊維産業が非常に盛んと言えるでしょう。

また、服飾産業も大きな位置を占めており、海外の服飾メーカーやブランドも工場をベトナムにおく企業がたくさん存在します。その大きな要因のひとつに人件費の安さがあり、それは中国と比較にならないくらいです。

まとめ

このようにベトナムの経済は、何もなかった国からの発展が今まさに進行中であり、今後も日本やシンガポール、中国についで経済発展を遂げると見込まれている国の一つとして注目されています。近年では、更年期に年金生活をベトナムで送る日本人も増えてきており、これからもますますベトナムは魅力的な経済発展をしていくと予想されています。

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