ベトナム・ホーチミンで必ず行きたい!ドンコイ通りの観光スポット

初めてのベトナム旅行を計画するなら、まずはベトナムの経済の中心「ホーチミン」からスタートしましょう。ほんの数十年前と違い、ホーチミンシティは「東洋のパリ」の異名にふさわしく、都会的でオシャレな街へと進化しています。今回はホーチミンで必ずここは行っておきたい!ドンコイ通りの観光地をご紹介しましょう。
ドンコイ通りを歩きながらホーチミンの代表建築を巡ろう
ホーチミンの観光のメインとなるのは、街の中心部を走る「ドンコイ通り」。通り沿いは一流ホテルや高級ブランドショップが立ち並び、まるで銀座のような街並みです。迷った時はドンコイ通りを目指すように歩くと安心ですよ。そしてこのドンコイ通り周辺には、ホーチミンを代表する観光名所が集まっています。
サイゴン大教会

ホーチミンはかつてフランスの植民地であったため、ヨーロッパ的な建物が至るところで見られます。代表的な建築物として挙げられるのが「サイゴン大教会」です。多くのカトリック教徒が暮らすホーチミンは、教会の数もかなりのもの。小さな規模から大きなものまで様々なデザインの教会があります。中でもサイゴン大教会は立派な佇まいと、大きなマリア像が特徴的。街のシンボルのようにドンコイ通りの先に立っています。教会の前は公園になっており、日中から夜遅くまで観光客や地元の人たちで賑わっています。
サイゴン中央郵便局

サイゴン大教会を眼の前に立つと、右手にある黄色い壁のレトロな建物に惹きつけられます。まるでヨーロッパの駅のようなデザインがとても魅力的。こちらはフランス統治時代に建設された郵便局です。もちろん今でも郵便局として機能しており、ホーチミン市民の生活になくてはならない存在です。中へ入ると高いドームの天井と広々した空間に足が止まります。受付カウンターではちょっと古めかしいベトナムの切手も購入できますよ。そして左手にあるアンティーク調の電話ボックスも素敵なデザインですのでお見逃しなく。
市民劇場
オペラハウスと呼ばれる「市民劇場」も、ホーチミン観光のランドマークです。こちらもまたフランス統治時代に建設されたものですが、ベトナム戦争で大きな被害を受け、現在の姿は1998年に復元されたもの。正面に立つと美しい白亜の彫刻に圧倒されます。こちらではバレエやオーケストラの公演の他に、「AO Show(アーオーショー)」というショーが行われています。ベトナムの農村の暮らしを伝統的な農具などを使い、ダンスやアクロバットで表現するダイナミックなパフォーマンスショーです。観光客にはかなり人気のプログラムで、世界的に注目されています。当日券の購入も可能なので、現地で是非チェックしてみましょう。
ホーチミン市人民委員会庁舎
市民劇場を過ぎ、レタントン通り沿いに立つ巨大な建物は、ホーチミン市人民委員会の本部。フランス当時時代に建設された左右対称の堂々たる建物は、フレンチコロニアル様式の美しい建築です。現在も役所として使用しているため内部見学はできませんが、外観だけでも十分に見る価値がありますよ。建物の前にあるホーチミン像は2015年に新装されました。昼間の姿ももちろん素敵なのですが、オススメは建物全体がライトアップされる夜の姿。向かいに建つ高層ビル群の夜景とあいまって、幻想的な風景を浮かび上がらせます。
カフェやレストランも集まるドンコイ通りは、お土産店も満載。ホーチミンに行ったら一日に何度もこの通りを行き来するかもしれません。ホーチミン観光の第一歩はドンコイ通りをマスターすればOKです!