アジアにおけるベトナムの外交関係

   

ベトナムの外交関係

ベトナムはアジアでも経済成長率が中国に次いで2番目の国ですが、中国との関係について中越戦争以降はお互いに経済成長も順調ですが、実は未だに中国を含むアジア各国との関係性では複数の問題があります。過去の戦争からベトナム戦争で実戦経験を積んだベトナム人、近年は装備にも優れベトナム人民軍は国境を守るため中国人民解放軍に対して国境を維持、内戦が起こるのも事実です。

日本とは利害一致のベトナム

そんな中、日本とは利害が一致していて、お互いを必要とし、経済でも日本とベトナムの関係性は非常に良くスキンシップを図っています。対中国だけではない関係でベトナムの外交は、その他のアジア各国とも国益を積み重ねているベトナム、そんなベトナムは南シナ海に面し、中国と国境を接しています。ベトナムは海洋問題なども中国との緊張が高まり、その他のアジア各国の国と協力してベトナムは軍備増強を進めています。

オバマアメリカとベトナムが関係改善

改善

またアメリカとベトナムが関係改善したことで、南シナ海では中国と米軍が衝突するなどし、米国とベトナムの関係強化は高まるばかり、南シナ海をめぐる中国との関係はアメリカが介入しオバマ米大統領と、ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席はお互いの国家の関係改善に努めてきました。

歴史的にも仲が良いとは言えないベトナムと中国は、ある意味日本と中国と似た境遇でもあります。南シナ海の石油リグについてもベトナムと中国の間で数度の衝突もありベトナムが中国・人工島射程にスプラトリー諸島でロケットを設置するなど緊張が高まっていた時期もありました。このベトナムが南シナ海のスプラトリーの移動式のロケット弾発射装置をひそかに設置し中国を挑発したことで中国側も「南シナ海は中国固有の領土だ」と 主張をしています。

それに対して中国は、ベトナム沖では、石油切削用プラットフォームを立て軍を駐在させるなどしその後にベトナムは、所有する全艦船20数隻を周辺海域に送り、その後に中国はさらに大きな艦船100隻以上を送るなど緊張は高まる一方です。また最終的には中国は高圧放水銃などを使ってベトナム艦船を排除するなど過激な行動も見せています。

米国や日本からの援助を受け、軍備増強するベトナム

軍備増強

中国の領土侵略はこのベトナムだけでなくて、フィリピン、ブータンも犠牲になっています。尖閣諸島、ブータン(チベット自治区と接する北側の国境線)、またフィリピン(スプラトリー諸島、南沙諸島)でも緊張が高まり国防の認識は周りの国がすべて持っています。またこのようなベトナム対中関係悪化の裏で存在感を増しているのは台湾と日本です。また近年盛んにベトナムで中国が実効支配する西沙諸島の領有権を主張するデモ 「東網専訊」も起きています。日本・韓国・北朝鮮・ベトナム・シンガポール・マレーシア・台湾・香港・マカオ等多くのアジア国家がこの中国の脅威に対抗していますが、軍備増強するベトナムは米国や日本からの援助を受けているため、南シナ海で中国とは大きな衝突もないのが現状です。

そんな中、 軍の近代化を加速させるベトナムは、南シナ海の領有権に関しては中国との武力衝突は数度起きていますが、ベトナムの軍の近代化もありベトナムは最大規模の軍備増強です。南シナ海で緊張が起こる中東南アジア諸国と衝突している中国、アジアの海洋進出を強める中国はベトナムの領海を侵犯し、中国船がベトナム当局に拿捕される事態も起こるほど緊張が高まっています。

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